靴って流行りとか、服の気分で変えたりするので、「とりあえずお洒落っぽいのでいいかな」くらいで選ぶことが多いですよね。
例えば、アウトレットいって、定価が高いブランドのセール品買うみたいな。
一度くらいはしたことあるって人が多数だと思います。
私は、おしゃれなやつよりいい靴を買いたいなと思っていました。履き心地が良い靴みたいなイメージです。
大学生の時に、いい靴買いたいと思っていたんですけど、何を買おうか全く決まりませんでした。
「いいのが買いたいけど、これ欲しい!!というものに巡り合わない」
巡り合えないなら巡り会いに行こうと本屋のメンズファッションコーナーへいき、雑誌を手に取る。
その時にペラペラとめくっていて、衝撃的な言葉を目にしたんです。
「1000点中990点の性能と言われるシューズ。M 990」
私はこれを目にした時の衝撃が忘れられませんでした。
「どんな靴なんや、、1000点中990点って」
これは大学時代の時に初めてニューバランスの代表的なM990というシューズに出会ったエピソードです。
結局M990を購入しました。高いお金払って。
私はここからニューバランスのスニーカーにはまりました。
1番の理由は履いた時の心地よさなんですけど、色々と調べるうちに、ニューバランスってすごい会社だなと。
それだけニューバランスのストーリーを見て、購入したいなと気持ちが変化したんです。
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元々は足の悩みを解決するための矯正靴を作っていた
ニューバランスというブランドの原点を追い求めると、1906年のマサチューセッツ州まで遡ることができる。
英国からの移民であったウィリアム・J・ライリーによりアーチサポートや扁平足、ハイアーチなどを治す矯正靴のメーカー「ニューバランス・アーチ」がボストンに設立されたのが出発点だ。ライリーの作る、鳥の3つのかぎ爪をモチーフにしたアーチサポートや矯正靴がユーザーから高い評価を得ると、彼はその快適な履き心地を矯正靴だけでなく、一般のシューズにも応用することを思いつく。引用 NEW BALANCE BOOK
ニューバランスは設立当初に矯正靴で悩みを解決していました。
そしてすごいのが現代でも、靴を買うお客さんへの足に対する配慮をしている点。
ニューバランスは、足の幅を選べるシューズがあります。
ランニングシューズやウォーキングシューズ、フィットネスシューズやハイキングで使えるトレイルシューズなど。
かかとから爪先までが本来は26.0なのに、足幅が広い人は、幅に合わせるため26.5とか27.0を選択する人もいます。
これが足にとって最適なはずがありません。
しっかり足の幅、爪先からかかとまでのサイズを選んでこそ足にとっても良い環境ではないでしょうか。
私はこの足幅までの配慮に驚きました。ここまでしているメーカーはあまり見たことがありません。
メーカーからしても、在庫増えるし、出荷するサイズは偏るし損なはずです。
しかし、ライリーの作る、鳥の3つのかぎ爪をモチーフにしたアーチサポートや矯正靴による快適な履き心地を提供する精神を今も脈々と受け継いでいるんです。
あなたの履いている靴は合っていますか?
もしあっていなければ、ニューバランスで足幅とサイズにあった靴が見つかるかもしれません。
Made In USA、UK製の靴は職人の手作り
引用ニューバランスについて1番詳しい本!雑誌Begin(ビギン)公式サイト
これはアメリカのメイン州スコヘーゲンにあるニューバランスの工場。
もう一つがマサチューセッツ州にあるローレンス工場。
引用ニューバランスの製造工場潜入ー最新モデル「M990v5」に迫る
有名な品番だと、アメリカの工場では
- M990v5
- M996
- M1700
- M1300
そしてイギリスにあるカンブリア地方にあるフリンビー工場。
そこで作られているのが
- M1500
- M576
という品番。
特にローレンス工場での引用は本当見て欲しい。
ニューバランスのM990v5の靴づくりが一から見られるし、出来上がったものを見たときは本当に「おお!!」って感動します。
ここでは長年の経験がある靴職人たちが、日々靴を作る。
上に載せた以外の品番は、東南アジアで作られているのが大半。
でも、ほとんどのメーカーが既にアジア製で占められている中で、アメリカやイギリスでの製造を続けているのは靴づくりへのこだわりをめちゃくちゃ感じます。
まるで雲の上を歩いているかのような靴という表現
雲の上を歩いているよう
ラルフ・ローレン
ラルフ・ローレンがニューバランスのM1300という靴を履いた時に残した言葉である。
ニューバランスの靴は、多くの有名人をとりこにするクオリティを有してきた。
例えば他にも
- クリントン大統領:M1500
- スティーブ・ジョブズ:M991
といった有名人が愛用してきた。
結局、履き心地が良いのが、選ばれる理由だと思うが、なんでこんなに履心地が支持されるのか気になり調べた。
結果、ニューバランスの靴には、クッションの部分にたくさんのテクノロジーが盛り込まれている。代表的なテクノロジーを上げるとENCAP。
ENCAPとは?外側に耐久性に優れたPU素材、内側にはクッション製に優れたEVA素材を組み合わせたミッドソール構造。これにより、高い衝撃吸収性と安定性を両立させた。
言葉ではイメージしづらいと思うが、靴のクッション部分にこのようなテクノロジーが使われて、履き心地の良さを引き出しているのである。
実際に、自分でもM990v3を買う時に試着をした時に驚いた。
「今まで履いていた靴はなんだったんだ。」
リアルにこれを読んでいる人も同じような感覚になると思う。
地面と体の間で使うものにはお金を使えという言葉を聞いたことがあるが、まさにこのシューズにはそれだけお金を出す価値がある。
足への思いと靴へのこだわりを受け継ぐ会社
ニューバランスを好きになってきた理由に関して述べてきた。
- 足の悩みを解決したい
- 今も職人たちによる手作り
- 多くの有名人をとりこにしてきた
というようなものがニューバランスを購入したいとなったストーリーである。
過去に購入したニューバランスの靴のレビュー記事です。↓