アウトプットが苦手な人が見直したいインプットの心構えとは?

発信したい人
発信したい人
アウトプットがうまくできない

アウトプット=発信と捉えていますが、発信するのも簡単じゃないですよね。

ただ、最近はパソコンやネットの普及で発信する機会は多くあります。そして、発信するからには読者の皆さんにとって面白いと発信にしたいのは、発信者共通の思いではないでしょうか。

じゃあどんな発信をしたい?というのを考えていると下記にまとまりました。

引用がうまい文章だとセンス感じるなーと思いつつでもどうすればいいかわからない。実際に勉強しようかとTwitterで様々なアカウントのブログを拝見。本当に色々な価値観があり、皆さんのブログを楽しみながら見ていました。

そうしているうちに、面白いブログ発見。引用が適切で文章の流れもスムーズですんなり頭にはいる。

「コツを共有いただけないかな」と思い、思い切ってリプすると幸いにも丁寧に返事をいただけた。

「何か、構成などで意識していることはありますか?」その時いただいた返答が

という回答。

「おお、こんな構成があるんだ!」やりとりをしたせいさんにお礼をお伝えし、ネット検索。

そこで出会った「すべての知識を20字でまとめる」という本。「どっかで見たことあるかも?」と思いつつ、私は未読だったので、「何か変わればいいか」という感覚で読み始めた一冊の本。

そこで「アウトプットがうまくできない」と思っていた自分の考えに変化が起きた。

人に説明できる状態に到達していない

「アウトプット=人に説明できること」この「すべての知識を20字でまとめる」という本のアウトプットに関する定義。

例えば、この前上司に「その読んだ本の内容説明して」と言われた場面があった。そのときにどう反応するだろうか。

私は、最近読んだ本の話をするとき、自分なりに「面白かったな」という感覚が残りつつも、いざ説明しようとするとうまく説明できない。

結構ショックだ。「あのときめちゃ読んだのに。」
つまり、自分は読書でインプットしつつも人に説明できるようになっていないという問題を抱えている。

見落としていた”目的”

どこに行きたいのか分からなければ、目的地に着いても気づかない。

エルヴィス・プレスリー Elvis Aron Presley
米国のミュージシャン 映画俳優 1935〜1977

このエルヴィス・プレスリーの言葉で指摘されているように本をなぜ読むのかという目的を意識しないと、読むことが目的になってしまう。

例えば、私が以前、本を読む動機で多かったのが

  • 「〜で紹介されていた」
  • 「〜がおすすめしていた」
  • 「好きな〜さんが本を出した」

といったように、学ぶためでなく興味を満足させるためだった。これでもある意味、「どんな本なのだろうか」という興味は、本を読むことで満たされる。

しかし、それで読んだ本の内容が記憶に残っているかと言われたら、残っていない。それは「この本から何を学びとろうか」という目的設定がされていないためというのを「すべての知識を20字でまとめる」を読み気づかされた
「すべての知識を20字でまとめる」では、まず読書をする「目的の明確化」を重要なポイントに挙げている。

例えば、「すべての知識を20字でまとめる」を読む目的を設定するときに、

  • 本書の学びをまとめたい

上のように目的を設定して、本書で学んだことやキーワードをのみを拾い上げていく。目的を明確にすることで、目的には関係ない情報をバッサリと捨てる。

そして読書することで得た目的に沿った学び

  • 投資型の学習観の鍵は目的の明確化
  • 思考整理しながら学ぶ
  • 端的な要約をすると覚えやすくなる

などのキーワードをどんどんインプットすることができる。

3Qアウトプット学習法で思考整理

目的を定めて読むことができたら、あとはどのようにアウトプットしていくか。本書では、アウトプットの仕方として「3Qアウトプット学習法」が紹介されている。

大事なポイントは、

  • アウトプットの目的を定める
  • 目的に沿ったWhat
  • 目的に沿ったWhy
  • 目的に沿ったHow

を抑えること。

これを抑える理由は、

p 122〜p 123

  • この学習スタイルを基本にしておけばどんなテーマで学んでいるときにも、「わかった」という感覚を掴むことができます。
  • 人の「わかり方」の傾向が、この3つのどれかになるから

引用:ずべての知識を「20字」でまとめる

のためである。

例えば、自分の中で「わかった」という感覚があるかないかが、物事を人に説明するときに重要なのは、容易に想像できると思う。

人に何かを説明するとき

  • 解いたこともない計算を説明できるか?
  • 見知らぬ土地のおすすめを答えられるか?

自分の中でわかったことじゃないと、人に説明することはできない。

つまり、自分の中で目的に沿ったWhat、Why、Howを把握し、「わかったという感覚」を持つことが、アウトプットにおいては超絶大事なのである。

また、人の「わかり方」の傾向が3つになるのは、筆者の独自のPDCAで得たのが根拠である。「すべての知識を20字でまとめる」の著者、浅田すぐる氏は、トヨタ自動車で働いていたとき、次のような気づきを得た。

自分が上司から受ける質問は、What、Why、Howのことが多い。

著者、浅田すぐる氏が上司から厳しい質問を日々受けては回答していたが、そのときの「報連相時のツッコミ研究」を独自に行い、導き出した理論らしい。日々の生活に置き換えて考えてみると納得した。

「アウトプット=人に説明できること。」という冒頭の話に戻ると、人に説明するためには、『物事がわかる状態』にしなければならない。

そして、『物事がわかる状態』になるには3Qアウトプット学習法で、What、Why、Howを抑えることである。

目的と3Qを知った自分の変化

私はこの「すべての知識を20字でまとめる」を読みアウトプットをするためにとても貴重な学びを得た。

うまくアウトプットするためには思考整理しながらインプットすることが重要。

そのために

  • 何を得たいか目的を持つ
  • 3Q(What、Why、How)を把握

が大事だと理解できた。

実際にこの学びを活かすべく、今回の記事は3Qをかなり意識して書いている。この気づきを「すべての知識を20字でまとめる」で得たことで何かを発信しないといけないときに心強い羅針盤を手に入れることができた。

間違いなく、人生レベルで役に立ち、一冊は持っておきたい本である。

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