今回はAnkerのモバイルバッテリーに関する記事。元々モバイルバッテリーを使っていなかったが、充電が切れかけることが多くなり、これはダメだと思い購入検討へ。
ただ、せっかく買うなら家のガジェット類に全て対応できるものが良いなと思った。持ち運びがありそうなガジェット類として、
- MacBook Pro13インチ
- iPhone 8 Plus
- FUJIFILM X-T30
が挙げられる。
これらを一つのモバイルバッテリーでまかなうのは厳しいと思ったが、「Anker PowerCore Speed 20000 PD」は20100mAhの大容量を備えているからほとんどのデジモノの充電をカバーできることが判明した。
例えばMacBook Proの充電もできるほどパワフル。他にもiPhone8plusを7回、X-T30を5回、MacBook Proを1回充電できる。
Anker PowerCore Speed 20000 PD によって、あらゆるデジモノの電池切れの心配なくなる。
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重要な電気出力について
Anker PowerCore Speed 20000 PDの電気出力がどのようになっているかについて調べた。
PowerCore Speed 20000 PDの電気出力と入力
Anker PowerCore Speed 20000 PDのバッテリーの基本的性能について書いておく。
- PD入力→30W
- PD出力→24W
- 通常出力→10W
という状況。大事なのは特にPD出力と通常出力。この値が大きければ大きいほど電力の値が大きくなり、充電スピードが速くなる。付属のUSB-Cの充電コードを用いると24Wで他の電子機器に充電することが可能。ただ24W給電に対応した電子機器が必要。
Power Port Speed PD 30の電気出力
大変ありがたいことに、「Anker PowerCore Speed 20000 PD」を購入すると、上の写真の「PowerPort Speed PD30」が付属されている。この電源アダプターはPDの30W出力ができるようになっている。なので30Wの出力に対応した充電コードを用いて、30W充電に対応した電子機器にこの電源アダプターを使うとよりスピーディに充電できる。
Anker PowerCore Speed 20000 PDのバッテリー容量
一般的なバッテリーが6000~10000mAhなので、その倍近くの20100mAhの電気を蓄えられる。
初め、20100mAhも必要なのだろうかと考えて、購入を迷ったが昔からのことわざの通り「大は小を兼ねる」と思い、20100mAhを思い切って購入。
そのバッテリーの電気を蓄える容量の大きさには感心したのでそれについて書いている。
Anker PowerCore Speed 20000 PDの大きさ
重さ360g,横が168mm、縦が62mm、高さが22mm持ち運ぶとあると結構デカさを感じてしまう。これは容量が大きくなっているから仕方ない問題とも取れる。
そうすると、あまり持ち運ばなくなりモバイルバッテリーの意味がなくなるのではと考えた。けれど、自分が外出する時、カバンやショルダーバッグを持っているしそれに入らない大きさではないのでそこに入れておけば問題なさそう。
それに他のメーカーの同じ20000mAhクラスの容量のバッテリーと重さを比べても、むしろ360gは軽量タイプ。
Anker PowerCore Speed 20000 PDの特徴
今回購入した「Anker PowerCore Speed 20000 PD」で一番推したいポイントが、大容量のバッテリーなのでPCやカメラの充電に使用できるという点だ。
容量が小さいと持ち運びもしやすいが、いざという時にバッテリーの残量がわずかということがあるかもしれない。しかし、バッテリーが切れる心配に対して20000mAhクラスの容量を購入する必要はないのではと考える人もいるだろう。
しかし、これを購入した大きなきっかけとして、FUJIFILMの公式サイトで、自分が愛用しているX-T30の推奨バッテリーにAnker PowerCore Speed 20000 PDが選ばれているなど、カメラに対しても使用できたからだ。
Anker PowerCore Speed 20000 PDはMacBook Proのモバイルバッテリーにオススメ
Anker PowerCore Speed 20000 PDは、私の普段使いのMacBook Pro13.3インチTouch Bar(A1989)を1回ほぼフルに充電できる。速度や充電時間に関しては、
- Anker PowerCore Speed 20000 PD使用
- PowerCore Speed 20000 PD付属の充電コード
- 最大24W(15V-1.6A)で充電できる
- 約3時間で8%から90%回復
この時ネットサーフィンなど行いながら充電した。アンカーモバイルバッテリーの残量もほぼ底を突いた。現在MacBook Proを外に持ち運ぶことが多い人には、緊急用のバッテリーとして使用できるのでオススメ。
ちなみに上の写真のMacBook Proの純正アダプターは、純正の充電コードとの併用で61W(20.3Vー3A)での充電が可能になるので、当たり前ではあるがこちらの方が早く充電できる。
Anker PowerCore Speed 20000 PDはX-T30のモバイルバッテリーにオススメ
「Anker PowerCore Speed 20000 PD」のモバイルバッテリーは、FUJIFILMの公式サイトで推奨モバイルバッテリーになっている。
どのような経緯でAnkerのモバイルバッテリーが選ばれたのかはわからないが、それまでのAnkerのモバイルバッテリーに対する取り組みによって選ばれたのだろう。
しっかり充電できたと思っても、意外とできていなかったり、充電し損ねたと思って慌てて充電するも中途半端にしか充電できないということも今後必ず起こる。
なので「フジX-T30レンズキットのレビュー【作例10枚付】」と言う記事で紹介しているX-T30にも使用できるバッテリーとしてオススメしたい。
Anker PowerCore Speed 20000 PDはiPhone8Plusにオススメ
Apple Watchを購入して日々使用しているが、iPhone 8 Plusのバッテリーの消耗が早くなった気がする。夕方になると充電が赤色になってくる機会が増えた。
Anker PowerCore Speed 20000 PDとコンビニで購入した充電コードを使用して充電した場合、
- 7:05 50%
- 7:15 62%
12%回復。
iPhoneに付属する電源アダプターとコンビニで購入した充電コードを使用して充電した場合、
- 7:16 62%
- 7:26 70%
8%回復。
Anker PowerCore Speed 20000 PDは10W(5V-2A)での充電が可能なので10Wに対応した充電コードだとiPhoneの純正のアダプター5W(5V-1A)よりも充電速度がはやいのはメリットになる。
Anker PowerCore Speed 20000 PDの充電にかかる時間
「Anker PowerCore Speed 20000 PD」を購入したら一緒についてくる急速充電可能な充電器、「Anker PowerPort Speed PD 30」と付属の充電ケーブルを使用して満充電まで4時間。4時間という時間は見方によってはかなり満充電に時間がかかると思われるかもしれないが、従来の充電器だと24時間かかっていたと考えるとめちゃくちゃ早い。
PowerPort Speed PD 30は、Power-delivery対応で30Wで電源から電気の出力が可能になるので20100mAhの大容量モバイルバッテリーでも4時間でフル充電が可能になる。単体のみ欲しい場合も購入できる。
「PD」=Power-deliveryで大容量の急速充電
Powerdeliveryの略。Ankerの公式サイトによると
USB PDは、USB Type-Cという端子に対応した給電規格の一つで、最大100W(20V / 5A)というとても大きな電力の供給を行うことができます。ただし、USB Type-Cだからと言って、必ずしもUSB PDに対応しているわけではありませんので、ご注意ください。
USB Type-CはMacBookにメインで採用されている端子で最近スマホなどにも対応し始めている。このUSB Type-Cだと大きな電力を送ることができるので、より早い時間で充電できるようになる。
ただ、USB Type-Cの端子全てがPower-deliveryに対応しているわけではない。しっかりとPower-deliveryに対応した充電器、ケーブル、バッテリーを選択することでPower-deliveryによる充電ができる。
まとめ
「Anker PowerCore Speed 20000 PD」は20100mAhの大容量を備えているからほとんどのデジモノの充電をカバーできる。ただ、大きくなるので持ち運びが大変なんじゃないかと思われがち。
しかし、MacBook Proを4%から90%まで回復させiPhone8+を7回、X-T30を5回充電できる。Anker PowerCore Speed 20000 PD によって、あらゆるデジモノの電池切れの心配なくなったのでおすすめしたい。
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