XF18-55mmF2.8-4 R LM OISのレビュー【作例10枚付】

レンズが欲しい人
レンズが欲しい人
FUJIFILMのXF18-55mmF2.8-4 R LM OISを購入したい。そのレンズで撮った作例も見たい。

今回はXF18-55mmF2.8-4 R LM OISのレビューについて

・やっぱりレンズを購入するにあたって作例をいろいろみてみたい

・レンズに関してのレビューを見てみたい

人向けの記事。

カメラについていろいろ調べていると、レンズの話にたどり着く。

その時、ズームでなく単焦点から始めるべきという話をきく。

単焦点は、写りが良いし画角が決められており、撮影の練習になる。

事実、たくさんのプロカメラマンが単焦点を愛用し写真を撮っている。

しかし、私は初心者は単焦点でなくズームレンズの方がいいと思う。

単焦点は一つの焦点距離でしか写真を撮ることができない。

まずは、自分が好きな画角を知るためにも何回も写真を撮影してみて、好きな画角を見つけてからでも単焦点は遅くない。

こっしー
こっしー
2019/4/20にレンズキットで購入し2020年も愛用中です!
コンパクトで写りよくおすすめです!!

XF18-55mmF2.8-4 R LM OISのスペック

型番

XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS

焦点距離

f=18–55mm35mm判換算:27–84mm相当)

最大口径比(開放絞り)

F2.8 – F4.0

最小絞り

F22

外形寸法:最大径×長さ(約)

先端よりマウント基準面まで

ø65.0mm×70.4mm(ワイド端)/97.9mm(テレ端)

質量(約)レンズキャップ・フード含まず

310g

フィルターサイズ

ø58mm

手ブレ補正

あり

このレンズの簡単な特徴として、街並みや風景などで使用しやすい18mmの広角域をカバーしながら、ポートレートなどで使える55mm35mm判換算だと27 – 84mm相当)もカバーしている点。まずカメラを始めたいという人に最適と感じる。

実際に約2年使用してきて、これ一本で、撮りたいもののほとんどをカバーできる焦点距離と感じている。

しかし、全てに対応できるわけではなく、焦点距離の関係上、やはり望遠には弱い。

スポーツで我が子の活躍する姿や、野鳥、航空機の撮影といった遠くにあるものの撮影にはあまり向かないので、それを考えているのであれば素直に望遠レンズの検討をして欲しい。

私自身は、上記のような望遠が必要なシチュエーションの撮影よりも街並みや風景を撮影するのが好きなので、このレンズで全く問題はなかった。

XF18-55mmF2.8-4 R LM OISには手ブレ補正機能もついており、ワンタッチの操作で手ブレ補正機能を働かせることができるのでオススメ。

次の見出しで解説します。

XF18-55mmF2.8-4 R LM OISは手ブレ補正機能付

簡単に特徴をお伝えしましたが、先ほどのスペックでみたXF18-55mmF2.8-4 R LM OISの「LM」と「OIS」の意味は何か?という点です。

XF18-55mmF2.8-4 R LM OISという型番のLMとOISの意味は

・OIS:Optical Image StabilizerのOISの略。光学手ブレ補正機能搭載をあらわす符号です。

引用:FUJIFILM公式サイトレンズ名称にある『OIS』とは何か?

・LM:Linear Motor (リニアモーター)の略。直線的に動作するモーターのため動作が速く、また、静音性に優れたモーターです。

引用:FUJIFILM公式サイトレンズ名称にある『LM』とは何か?

XF18-55mmF2.8-4 R LM OISの手ぶれ補正スイッチの説明

ここのOISのスイッチをONかOFFにすることで選べる

XF18-55mmF2.8-4 R LM OISは手ブレ補正を使うかどうかもスイッチ一つで簡単に行えます。

写真にあるOISのボタンのON側にしておけば、手ブレ補正が搭載されます。

ワンタッチで手ブレ補正機能が使えるのは便利ですよね。

視覚的にも一目でみて手ブレ補正機能が確認できるのもありがたい。

ここら辺の単語の意味を抑えておくことで、どのカメラやシチュエーションに使えるかがイメージしやすくなります。

例えば、カメラ本体に手振れ補正がついていなければ、「OIS」がついたレンズは購入のポイントとして強力な後押しになりますね。

また被写体によっては早く動作して欲しいというシチュエーションも想像できるので「LM」がついているものが購入の後押しになりそうですね。

日本製のXF18-55mmF2.8-4 R LM OISがある

MADE IN JAPANのXF18-55mmF2.8-4 R LM OIS

日本製のXF18-55mmF2.8-4 R LM OIS

今、身の回りでも日本製の製品ってほとんどないだろう。その中で日本製のレンズは所有欲を掻き立てられる。

本来、FUJIFILMとしては、人件費などの兼ね合いでコストがかかるはず。

しかし、日本製で作られているということは、より良いものをユーザーに届けようとしているのだろう。FUJIFILMの写真に対するこだわりを感じる。

実際のところ、このXF18-55mmF2.8-4 R LM OISにも海外製が今は主流になっており、このレンズは海外製に切り替わる前に製造されていたものが、たまたま売りに出されていた。

余裕があれば日本製を探して手に入れよう。所有欲がとても満足するはず。

金属外装鏡筒によるかっこいい外見

レンズだけでもFUJIFILMにしてよかったと思える

【金属外装鏡筒】が用いられているフジノンレンズ

XF18-55mmF2.8-4 R LM OISの見た目は、重厚感があり黒の光の反射の仕方がかっこいい。

高品位のアルミを使用したり、一つ一つリングを金属から削り出して作られているから。

そうなると重そうと思うかもしれないが、質量が310gとなっており、持ち運びは苦にならないはず。

デザインにも妥協がなく、XFZOOMの部分は立体的になっており、焦点距離を表す18や23の数字の部分は掘った文字の上に白い色で塗られている。

実際に持ってみると、本当にかっこいい。

【作例】XF18-55mmF2.8-4 R LM OISとX-T30

百聞は一見に如かず。という言葉がある通り

実際にXF18-55mmF2.8-4 R LM OISとX-T30で撮影した写真を作例として乗せておく。

XF18-55mmF2.8-4 R LM OISとX-T30で撮影した写真の作例

  • SS 1/4000
  • F 4
  • 55mm
  • 露出補正-1 1/3
  • ISO 2000

XF18-55mmF2.8-4 R LM OISとX-T30で撮影した写真の作例

  • SS 1/300
  • F 4.5
  • 55mm
  • 露出補正-1 1/3
  • ISO 2000

XF18-55mmF2.8-4 R LM OISとX-T30で撮影した写真の作例

  • SS 1/200
  • F 2.8
  • 18mm
  • 露出補正 0
  • ISO 2000

XF18-55mmF2.8-4 R LM OISとX-T30で撮影した写真の作例

  • SS 1/200
  • F 2.8
  • 18mm
  • 露出補正 0
  • ISO 2500
  • カメラを縦にして撮影

XF18-55mmF2.8-4 R LM OISとX-T30で撮影した写真の作例

  • SS 1/500
  • F 6.4
  • 35.8mm
  • 露出補正 0
  • ISOL 125
  • カメラを縦にして撮影

XF18-55mmF2.8-4 R LM OISとX-T30で撮影した写真の作例

この写真については、トリミングしたので情報わからずです。すいません。

XF18-55mmF2.8-4 R LM OISとX-T30で撮影した写真の作例

  • SS 1/180
  • F 4
  • 18mm
  • 露出補正 0
  • ISO 320

XF18-55mmF2.8-4 R LM OISとX-T30で撮影した写真の作例

  • SS 1/125
  • F 10
  • 18mm
  • 露出補正 0
  • ISOL 80

  • SS 1/3.2
  • F 2.8
  • 18mm
  • 露出補正 +1
  • ISO 400

被写体の後ろがボケる感じもしっかり撮れてます。

  • SS 1/13
  • F 4
  • 55mm
  • 露出補正 -2/3
  • ISO 3200

夜の景色もバッチリ撮れています。「X-T30の夜景の作例!工場夜景や摩耶山・神戸の夜景作例10枚付」では他の夜景の作例をまとめてます。

ブレが少ないのは手ぶれ補正のおかげかもしれません。

XF18-55mmF2.8-4 R LM OISは軽量コンパクト

XF18-55mmF2.8-4 R LM OISのレビュー

コンパクトなXF18-55mmF2.8-4 R LM OIS

重いレンズは持ち運ぶのが億劫になることが多いが、

このXF18-55mmF2.8-4 R LM OISは実際に持ってみるとコンパクトで持ち運びやすく、重さは約310gと軽い

短なもので例えると、カゴメさんのトマトケチャップに300gのものがご家庭にもあると思う。ただ、面積がケチャップほどデカくない。

コンパクトな分、機能が減っているのではと思うが、最近では一般的になっている

【リニアモーター技術による高速AF】【CIPA規格準拠5.0の世界最高性能の手ぶれ補正技術】を備えており、コンパクトながら使い勝手もよくなっている。

写真のように、男性の手にすっぽりと収まるコンパクトさ。私の手のひらはそこまで大きくないがそれでも収まる。

XF18-55mmF2.8-4 R LM OISはコスパが良い

「XF18-55mmF2.8-4 R LM OISはズームレンズだから高そう。」

もしかしたらカメラを初めて間もない人は焦点距離が自由に選べるからその分金額も高いのではと思われるだろう。

しかし、XF18-55mmF2.8-4 R LM OISはかなりコスパが良いレンズと思う。

まず値段。

私は、レンズキットで購入したので当時の具体的な金額がわからず申し訳ない。

XF18-55mmF2.8-4 R LM OISの定価が¥88,364となるが、2020/02/14現在で価格を見てみると、

  • Amazon  -¥51,999
  • 楽天        -¥64,000

ここら辺をうろうろしており、中古だとさらに安かった。

Amazonでの今のXF18-55mmF2.8-4 R LM OISの値段が知りたい人は、XF18-55mmF2.8-4 R LM OISの値段を見てみて欲しい。

そして写り。

作例があまり良くないかもしれないが、素人が撮れる写真としては良いと思う。

レンズキットに付属されるズームレンズは、コストを下げて購入してもらいやすくするが、

このXF18-55mmF2.8-4 R LM OISの写りは個人的には大満足。

「レンズキットのレンズがこれなのか!」と

いい意味でびっくりしている。

写りに対する値段という意味でもコスパが良いと感じた。

まとめるとXF18-55mmF2.8-4 R LM OISはFUJIFILM入門者が買うべきズームレンズ。

今回は、XF18-55mmF2.8-4 R LM OISのレビューについて。

XF18-55mmF2.8-4 R LM OISはコンパクト、ズームレンズで焦点距離も自由に選べ、初めてのレンズとしてちょうどいい。

写真を撮るときは、持ち運び前提なのでコンパクトに越したことはないからだ。

最近は、レンズをたくさん持って用途に応じてレンズを付け替える人も多い。

しかし、レンズをたくさん持つと荷物になって重くなり、大事なレンズを落として壊す危険も増える。

また、このズームを買う人は、FUJIFILMを初めて購入する人、カメラを初めて購入する人も多いはず。

そのような人は、まずズームを選んで写真をいろいろ撮る機会に触れた方が写真を楽しめる。

なので、XF18-55mmF2.8-4 R LM OISは初心者に買うべきレンズとしてオススメしたいというのが使ってみた感想。

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