友人や家族が一人暮らしの我が家に泊まりに来る時にいつもベッドや敷布団の数がなさ過ぎて困る。
ネットで見るとエアーベッドなるものがあって一瞬買おうと思った。しかし、将来的な事も考えるとアウトドアでキャンプなんかする事を見越して買おうと思い『外で使いたいので持ち運びが楽か』『寝心地は良さそうか』というテーマで物色。
そこで見つけたNEMOのTENSOR MEDIUM MUMMYというエアーマット。まだ来客時の簡易ベッドでしか使ったことが無いが使い勝手が良いのでアウトドアで試したい一品。今回はそのTENSORをレビューしたい。
収納したらコンパクトで持ち運び簡単
アウトドアで使うことを見越した時に1番大事だと考えているのが『持ち運びが楽か』という点。アウトドアでキャンプをする時に荷物を必ず用意するが、重かったり持ち運びしづらいサイズだと使用頻度も絶対に減ると思った。
このNEMOのTENSORは収納した時にとてもコンパクトになる。サイズなどスペックは、
- サイズ:幅51cm×長さ183cm
- 厚 さ:8cm
- 重 量:345g(本体のみ)
- 収納サイズ:φ7.5×20cm
- 参考使用温度:2~7℃
実際にペットボトル500mlと比較してもだいぶコンパクトなのが分かると思う。また、重さに関しても345gと軽量なので持ち運びに苦労しなさそうなのが良い点。
空気の入れ方が楽で時間もかからない
購入してみて気づいたが、縦183cm、幅51cmだと空気を入れる量もかなり多い。実際に使おうと思った時に空気を入れ始めるが縦183cm、幅51cmだとフルに入れるまでに本来であれば相当苦労すると思う。ましてこのエアーマットを使うために別の空気入れを持っていくといった荷物を増やすような行為はしたくない。
このNEMOのTENSORには、専用の空気入れが付属されている。スーパーで買い物するときに持っていくような手提げ袋くらいの重さだがこれを使って空気を高速に入れることができる。
使い方も簡単で、空気袋の口とエアーマットの口を繋ぎ空気を入れていくだけ。
この袋の上部分に空気の入れ口があるのでそこに空気を入れていく。
これを3~4回ほど繰り返しているとエアーマットにも空気でパンパンに膨れる。
写真だと伝わりづらいが、幅51cm×長さ183cmあるのでだいぶ大きい。
逆止弁がついているので蓋を外すだけでは空気は抜けない。空気を抜くときは画像の部分を持って引き抜く。
またとてもコンパクトに折ることができるので付属の袋に一緒に入れ込める。持ち運びも全く苦労せず、1分も有れば使えるようになる。この仕組みは持ち運びする上でとてもありがたいと思った。
厚みがあるのでクッション性が良い
エアーマットを使う上で肝心だと思っているのが『寝心地が良いか』という点。持ち運びができると言う点で、家で使うベッドのような快適性をもとめている訳ではないが、それなりの寝心地の良さは欲しい。
NEMOのTENSORは空気をフルに入れ込んだ状態だと8cmの厚みがあるのでクッション性は良いと思った。実際に手で押し込むとこんな感じに潰れるが、地面に手が当たっている感覚もない。
他と比較した事がないのでなんとも言えないが8cmも有ればクッション性はそれなりにあって寝心地も問題なさそう。ただ寝返りを打つようなスペースはないし、反発力が強いので枕が有ればよりベストだなと思った。
早くアウトドアで試したい
「ミステリーランチ 3DAY アサルト CLのレビュー。機能性抜群なバックパック」でレビューしたリュックのサイドポケットに入れてみた。ペットボトルよりひと回り大きいくらいなので余裕で収納できる。
家の来客用として使ってみた時は、まぁ寝れるかなといった印象。ベッドと比較してしまうのでそれに比べると劣るが、キャンプの時は活躍しそう。
まだ宿泊を兼ねた野外キャップが出来ていないのでやってみた際には再レビューしたい。
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